すべての営業電話に告ぐ
2022.02.15更新
2022年も早1か月半が過ぎようとしていますが,当ブログの年明けは今日ここに始まりますぞ。出だしから意味不明の内容になってしまったのは,昨年末に導入した新たなホームページ管理ソフトの扱いに慣れていないために,少しのことを更新するのにも一苦労した結果,軽いパニック状態に陥っているからです。本年もよろしくお願いいたします。
さて,当ブログの読者の方ならおわかりだとは思いますが,私は勤勉な人間ではありません。こういう言い方をすると弁護士としてどうかと思いますが,よく言えばメリハリが効いた生活をしているということであり,悪く言えばあまりやる気がないということです。どう言い繕ってもネガティブな情報にしかならないことに絶望した。
世の中がやれ冬季五輪だとかやれバレンタインデーだとか騒いでいる今日この頃,日頃からそれなりに多い営業電話の数が飛躍的に増えておりまして,滅多に事務所にいない私が立て続けにその電話を取ってしまうという悲劇が発生しました。そして,その立て続けの電話に対し,毎回同じ内容を話さなければならず,もはやデジャブ感が飽和してゲシュタルト崩壊しそうなので,いっそブログに書いてしまおうかと思い立った次第です。
やぁやぁ営業電話の諸君。うちの事務所に電話をかけてくる前にこの記事を読むように。
よくある勧誘文句①「ホームページの反響を増やすことができるのですが。」
A.いりません。というかなくて構いません。今抱えている案件で手一杯です。私の売上の心配をしていただけるのはありがたいですが,あなたに心配される筋合いはありません。あと思うのは,めっちゃお金をかけた豪勢なホームページを見てうちの事務所に来た人は,まさかこんな住宅地の中に事務所があるとは思わないでしょうし,事務所のドアを開けた後は失神するでしょう。民家ですからね。横須賀の皆さんなら事務所の地名を聞いた時点である程度わかってくれると信じていますので,このホームページを見ている人に対しては特に心配していません。
よくある勧誘文句②「無料でホームページをおつくりできるのですが。」
A.いりません。今でさえ全く使ってないホームページがあるくらいなのにこれ以上増やしてどうしろというんでしょう。物には複数持っていてもよいものと1つだけ持っておけばよいものがあると思っており,服とか時計とか帽子とかは前者ですが,靴ベラとか筆箱とかホチキスとかは私の中で後者に分類しています。ホームページもそんな何個も持ってもしょうがないでしょう。ちなみに「サテライトサイトとして運用していただければ」とも言われますが,サテライトするほど守備範囲が広くないですから。このメインページでたまにくだを巻ければそれで十分ですから,私は。
よくある勧誘文句③「〇〇法律相談というポータルサイトにご登録いただきたいのですが。」
A.いやです。何故他の弁護士と共に陳列棚に並べられないといけないのでしょうか。ぐるなびとかホットペッパービューティーはお店が列挙されてるのでそんな嫌な感じも受けませんが,弁護士の場合は個人ですからね。異様な光景だと思いますよ。っていうかそのポータルサイト知らないし。他の弁護士にも話聞く気満々の相談者に回答するのは腹の立つ話です。私の場合,この不可思議な事務所に勇気を振り絞って電話をかけて来てくれた方には結構丁寧にお答えするようにしていますのでその点はご安心ください。
とまあこの数日間は本当に大変だったわけですよ。「いまお時間1~2分よろしいでしょうか。」と言っておいて5分以上話すやつもいますしね。自分で言った時間は守れや。おかしいやろ。
使ったこともなくゆかりもない関西弁が咄嗟に出てしまったことをお詫びいたします。
ともかくですね。うちの事務所に電話をかけてくる皆さんに言いたいのは,私自身は気長にこの仕事ができればいいと思っていますので,東京の価値観で半島の人間をまくしたてるような真似はやめていただきたいですね。超高層ビルからだか雑居ビルからだかどこから電話をかけてきているのか知りませんが,まずは横須賀中央駅で下車して,仲見世の大通りを国道16号線まで歩いてから電話をすべきかどうか考えてみてください。ご自身のセールストークが非常に一面的であることに気づくと思いますよ。
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