武士は食わねど高楊枝

2016.02.18更新

 こんにちは。

 弁護士の角井です。

 久しぶりにヒートテックを着て執務している今日この頃,いかがお過ごしでしょうか。

 

 

 さて,当事務所には,現在,看過できない問題があります。

 それは,

 

 相談のお問い合わせが全く来ない

 

 ということです。

 

 「またまたぁ,誇張しちゃって♪」という感想を抱かれる方もいらっしゃるかと思いますが,

 

 これ以上作りようのない真顔で

 

 お話ししています。

 

 

 どうしましょうか。さて,どうしましょうか。

 そうだ。受任はしなかったけど最近した法律相談の内容を話して当事務所に興味を持ってもらおう!

 

 

1.離婚相談

 

 やはり離婚のご相談は多いですね。女性からが多いと思われがちですが,男性からご相談いただくこともかなりあります。

 いわゆる不倫のことを法律的には「不貞行為」と呼びますが,これは男性でも女性でもやってしまう人はいます。

 「性格の不一致」を理由にして離婚をしたいというご相談がありますが,これは圧倒的に女性側からの方が多い感想を持っています。

 すなわち,男性は,結婚することで安心してしまい,ついつい付き合っていた時とは違った態度―実家でくつろいでいるような態度―をとってしまいがちです。

 自分の母親であれば,無償の愛で応えてくれたかもしれませんが,妻は母ではないのである程度の節度は必要だということでしょう。

 離婚調停は,ご自身で行う方も多く,家庭裁判所に出かけると,待合室で一人で待っていらっしゃる方を多く見かけます。

 もちろん,調停は一人でもできますが,相手方との日程調整などいろいろと心労がたまることも多いと思います。

 相談だけでも結構ですので,一度専門家の話を聞きに行ってみるとよいと思います。

 

 

2.相続問題

 

 相続のご相談も大変多いです。そして,まだ被相続人がご存命中に相談に来る方もいらっしゃいます。

 昨今の遺言ブームのおかけで,遺言を残そうという方もいらっしゃいますが,安易な考えで遺言を残すことはお勧めしません。

 まず,土地や建物がある場合,遺言によって登記手続をすることができますが,その際の文言は厳格に定められています。

 「~を残す」とか「~を渡す」といった表現では登記できませんので,遺言の内容については,あらかじめ専門家に相談してください。

 また,相続人には「遺留分」という権利がありますので,「誰々にすべて相続させる」という内容の遺言を残すと,早晩紛争になります。

 そのとき,残された財産が土地建物だけだったりすると,相続人の間でその土地建物を分割しなければならなくなりますが,建物に実際に住んでいる人からすればたまったものではありません。

 相続に関する本をお読みになることは良いことですし,自らの勉強のためであれば大変喜ばしいこととは思いますが,「生兵法は怪我のもと」にならないように,事前に専門家に相談した方がよいでしょう。

 

 

3.隣地問題

 

 お隣さんやご近所さんとのトラブルは,市役所での法律相談でよくお聞きする相談です。

 土地の境界標が数センチずれているといったものから,隣家の庭に生えている木がベランダにまで伸びているというもの,「変なにおいがする」と言われて扇風機を自宅に向けられたといったものまでありました。

 このような問題は,もちろん法律問題となりますが,裁判までやるのは気が引けるといった種類の相談だと思われます。

 そしてまた,こんなことで相談に行っていいのかがわからないという内容の相談でもあります。

 そんなときこそ,無料法律相談をやっている事務所に相談に行った方が良いのではないでしょうか。例えば「アダジオ法律事務所」のような・・・。

 

 

4.借地紛争

 

 日本は,国際的に見ても借地が多い国だといわれています。それは,国土の狭さから自分の土地を購入することが困難であり,地主から土地を借りて家を建てていたという歴史に由来します。

 むろん,ここ三浦半島でも数多くの借地があると思われますが,ご近所さんや知り合いだったりしてちゃんとした契約書を交わしていない場合も多々見られます。

 それでもご安心ください。借りている土地の場所がわかっていて,その上に登記された自分の建物があり,毎年決まった地代を支払っていれば,借地権を主張することは容易です。

 借地に関する紛争が起こるのは,いわゆる代替わりが起こったときであり,地主さんも借地人さんも事情を把握していない場合があります。

 そのとき,当人同士で話し合っていてもらちが明かないことが多く,それは,間に旧知の不動産屋さんが入ってくれていても同じことでしょう。

 実は,借地問題は,すぐれて法律的に解決することができるのであり,当人同士で決着がつかないときは,裁判所に判断してもらった方が簡便です。

 話だけでもよいので,専門家に相談しに行くことをお勧めします。

 

 

 まだまだ話足りない部分はありますが,あんまり話すと次に話すことがなくなってしまうのでこの辺で。

 当事務所は,いまなら新規のお客様大歓迎でございます。

投稿者: アダジオ法律事務所

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